今や全国区で定着している節分のときに頂く恵方巻き（えほうまき）。以前は大阪地方を中心として行われていたため、関西の方はなじみの深い習慣のようです。「食べると縁起がいい」とされていますし、さまざまな具材が楽しめる恵方巻きを、今年も楽しみにしている人も多いのではないでしょうか？
■丸かじり…… は気にしない？
恵方巻きは、正式にはその年の恵方に向かって、丸かじりするものとされています。けれど、実際には家族の人数、食べる量に応じて切り分ける家庭も多いようです。
『旦那は1本。私と子どもはハーフサイズ。』
『実家で作ってもらうけど、切るのは良くないから、最初から半分の大きさで作ってもらいます。1本は多くて食べきれない……』
『私も息子も少食だから、恵方巻き2本買って、それを切って食べるよー！』
『太巻きは1本食べるなんて無理だから、細巻きの納豆巻きを1人1本食べる。』
■細巻きでも手巻きでも、必ず1本は完食！
スーパーやお寿司屋さんでは1本は食べきれないことを考慮して、半分のハーフサイズを用意していることが多いようです。これなら具材の種類を変えて買うこともできますね。一方で、必ず1本は食べる、手巻きだから量を調節して1本食べるという意見もありました。
『1人1本ずつ買うよ。一番下は小さいから細巻き買ったよ。ハーフ巻きっていう、半分サイズと迷ったけど。』
『コンビニとかの恵方巻きを1人3本は食べるよー！ えっ、みんなそれくらい食べない？ 1本じゃ足りない。』
『子どもたちは細巻きだよー。今年は手巻きだから、自分で巻いたやつを黙って食べる。』
家庭によってさまざまな楽しみ方がある恵方巻。かんぴょうやキュウリ、ウナギにしいたけなど、たくさんの食材をつかって手づくりするのもいいかもしれませんね。形式にとらわれすぎず、家族で楽しみましょう！
